【映画レビュー】ドニー・ダーコ 病んだ青年のわけわからん日記【Netflix 15】
久しぶりの投稿でこんにちは。牛乳うまいです。
同僚のオススメでドニー・ダーコを観て意味わからんってなって、ついでに忙しくなってブログ執筆を放置してから1週間経って、もう1回観ても意味わからんかったので諦めて書いてみることにしました。
【あらすじ感想・ネタばれあり】
ドニー・ダーコは5人家族で、3姉弟の真ん中で、繊細で神経質で病んでる系男の子。
幻覚もみるし、夢遊病だし、放火するし、暴れるし、教師にはつっかかるしで問題を抱えまくってる。そんな彼の狂った日常をご紹介。
まず、夢遊病で夜中の散歩をしてる間に、自分の部屋に謎の飛行機のエンジンが落下して大破。よく彼の部屋だけ壊れたね! なんで家が崩壊しないのか。
学校では先生につっかかって喧嘩売っていろいろ叱られながらも、なんと美人の転校生と仲良くなって彼女ゲット! ときどきヤバい表情をするドニーくんはイケメン設定なのか? 先生全般には突っかかるけど、化学の教師とは仲良しで、放課後によく「タイムトラベル」について話す。けど、最終的に「これ以上話すと失職するからもうむり」とか言われてる。
タイムトラベルに興味津津なドニーくん。なぜなら、彼には日常的にタイムトラベルを引き起こすトンネルが見えるからだ!そのトンネルがなぜタイムトラベルを引き起こすかわかったかというと、近所に住むヤバい系おばあさん(通称「死神おばば」)がまだ正気だったころに書いたタイムトラベルの哲学って本に、自分がみているものと同じものが描かれているからだ!
カウンセラーには1時間2万円払って、彼の問題行動や精神的問題を解決するためにカウンセリングを受けてるけど、ほぼ効果なし!
物語が進むに従って静かに進行していくダニーの狂気。学校を水浸しにしたり、気に入らない特別講師の家に放火したりしますが、バレません!アナログな世界って最高ね!
そんななか、妹がダンスの大会でどっかにいく。そのダンスチームの母親が、引率にいけなくなったので、最近険悪になったダニーの母親に引率を頼みにくるんだけど、その方法が斬新。
「あなたには頼みたくなかった。こんな選択は最悪だ。地獄みたいだ。けど、ほかの母親には用事がある。だからあなたに頼むしかない。事情をわかってほしい」
すげー貶めながら頼みごとをするってめっちゃ斬新。人にものを頼む態度じゃないね!
ダニーの母親は自分の子どももダンスチームに入っているので仕方なく引率を引き受ける。でも、本当は父も留守だから、精神的に不安定なダニーを家に残したくなかった。なにか事件を起こしたら嫌だしね。
ダニーの父母がいない夜、ダニーははっちゃけた。姉がハーバードに受かったお祝いと称して、ハロウィンパーティーを開催!家を全解放してたくさんの人を呼び、音楽を大容量でかけまくって楽しくパーティ!
やばいよ。一日もしないうちにこんだけ人を集めて準備するとか、どんだけ人望あるんだよ。ダニー。そうは見えなかったけど。
その夜、彼女もやってきて、階下ではみんなが大騒ぎしているのに、自分たちはダニーの部屋に引きこもってよろしくやる。その後、階下に降りてきたダニーは神の啓示を受け、突然「死神おばばの家にいかなきゃ!」といって、彼女と友だちふたりをひきつれて突撃。突撃した先の死神おばばの家で、学校で有名な不良二人に襲われ、結果的に彼女が全く関係ない(とも言い切れない)車に引かれて死亡。
キレたダニーは車を運転していた友だちのフランクを一発で射殺。その後、彼女の死体を姉の車に乗せてドライブ。
冒頭にダニーが転がっていた丘までやってきて空を眺めていると、なぜか時間が逆戻り。
夢遊病で外に出ていて助かったはずのダニーは部屋に謎の飛行機のエンジンが激突する事故で死亡。彼女は生きててダニーのいない日常へGO。
いったいなんなんだ。わからん。
文化的な背景とか時代背景からわからんから、なにもわからん。
とりあえず、音楽だけはいい。
オススメ度☆☆☆★★★★★★★★