【映画レビュー】ヘルレイザー わけわからん4人組【Netflix 14】
映画「キャビン」になんか箱を持ってて顔にいろいろ刺さっている怪物が出てきて調べてみると「ヘルレイザー」の怪物だらしい。そんじゃ、ネトフリにあるしとりあえずみてみるかってなりました。
最初にびっくりするのは女優のレトロ感。マジレトロとしか言いようのない感じ。髪型、化粧、服装、そしてたばこ。やばいね。まずこの古さにしか目がいかなかった。夫の古さはそこまで気にならないのに。女性の化粧のはやりすたりはすさまじい。
【とりあえずあらすじ・ネタバレあり】
フランクは怪しい箱を買って自宅で開けたら地獄から魔道士4人組がこんにちは!
お前が呼んだんだから、当然殺されてしかるべし!!みたいな勢いで拷問されて殺されました。そもそもフランクはなんでこんな箱を買ったというのか。後に快楽がどうとかいってたけど、結果肉片になってたんじゃ笑えぬ。
フランクの家に弟夫婦、ラリーとジュリーが引越してきました。実はジュリーはフランクと不倫していて、今でもフランクが好きです。
引越し作業中にラリーが怪我をして結構な流血沙汰になりました。
「僕は血をみると失神するんだ」
とか言いながら、しっかりと二階に上がってきてジュリーの前でフラつきます。おいおい。一階にいる娘か引越し業者を頼ったほうがいいぜ。まあ、引越し業者はビール飲んでるんだけどね。ちなみにこの引越し業者、客であるラリーとジュリーに向かって「ビールある?」なんてきいて、ビールを要求するところとかすごい昔っぽいゆるさを醸し出してる。
結局娘の運転する車で病院へ。
その間に、部屋の床に染み込んだラリーの血を吸ってフランクが半死人として復活!!
その後、ジュリーをそそのかして、つぎつぎと男を連れ込ませては殺させてその血を吸って人間に戻っていく!!ジュリーは美人なので、酒場で一人酒を煽ってればすぐにスケベを考えてる男が寄ってくる。すごいね。
あと一人ってところで、ラリーと前の妻の娘に現場をみられ、ついでに怪しい箱も奪われる。娘もうっかり箱を開けてしまったら、呼ばれて飛びでてジャジャジャジャーンってなわけで魔道士登場。お前を拷問するぞっ地獄につれてくぞっと意気込みをみせる。魔道士の登場が意外とかっこいい。
そんなんいやだわっ。といい、娘はフランクが箱から逃げ出したから、そいつを代わりにつれてってという。魔道士はその条件はのまないけど、フランクの場所だけ教えれ、とかいう。その間にラリーは殺されてしまう。
すったもんだの末にジュリーが死んで、そして娘は首尾よくフランクを差し出すことに成功し、フランクは再び魔道士によって肉片にされた。よっしゃこれで逃げられる!って思ったら、「やっぱお前も連れてくよー」なんて魔道士が言う。
やだー!どうしよう。ピコーン!箱をいじって道を閉じればいいのでは?
娘、箱をゲットしてバチバチと刺激的な箱と格闘しながら箱を閉じて魔道士をやっつける。
家から出て、野焼きしてるところに箱を放り込む。すると、劇中でやたら気持ち悪かったホームレスが登場して箱を回収。骨ドラゴン系の悪魔になってさようなら。
また別の場所で箱を誰かに売りつけたとさ。
めでたしめでたし。
って、意味わからん。なんなんこの箱? ひたすらラリー(めっちゃいい人)が可哀想や! 浮気者のスケベ親父たちだって、無残に殺されるほどのことはしてないぞ。全くなんなんだ。
【調べてみた】
・そもそも怪しい箱はなに?
究極の快楽の扉を開けるといわれるパズルボックス。ってなんでやねん。
なんで究極の快楽の扉を開けるパズルボックスを開けると拷問されるんや!
というのも、本作の世界かんでは究極の快楽を得ること=究極の苦痛を得ることらしい。
ってかさ、ちゃうやん! それきっと、究極の快楽を得ること=究極の苦痛を与えることじゃないの。この場合、パズルを開けると魔道士たちにとっての究極の快楽が始まるんじゃないの? ふざけんじゃないよまったく。
というわけで
オススメ度☆☆☆★★★★★