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【映画レビュー】呪われし家に咲く一輪の花【Netflix 6】

 Netflixオリジナル映画を鑑賞しました。

【あらすじ・ネタバレなし】

 リリーはホスピス勤務の看護師。ある日、一軒家に住む老いた女流作家の最期を看とるために住み込みで働き始めた。その作家はかつて一世を風靡したホラー作家で、リリーのことを自身の作品の主人公である「ポリー」と呼ぶ。

 彼女の作品である「壁の中の貴婦人」を読んでみると、「ポリー」は若くして死んでしまった幽霊の女性で、しかも、この家に住んでいたという!

 リリーは1年近くこの家で暮らすうちにさまざまな怪奇現象を体験することとなる。

 

【感想】

  終始不可思議でアンニュイな空気が漂い、謎しかない。元気がないときには観たくない映画。ただし、時々出てくる生前のポリーがすごい美人。主人公の行動が意味不明。ちょっと理解できない。もっとしゃべったり騒いだりしようぜ。

 オススメ度☆★★★★

 

【思い出して・あらすじ】

 主人公リリーの独白から始まる。

 リリーはホスピスの看護師で、女流作家のブラムの家で彼女の世話をしながら住み込みで働くことになった。この家はみてくれは立派だけど内装が古い。ついでに電話も古い。テレビもブラウン管でしかも映らない。ケータイはない時代っぽい。

 ブラムはかなり高齢でここ2、3年のうちに亡くなりそうだ。

 ところで、この家は昔新婚さんが引っ越してくるはずだったらしい。しかも、この家は新郎のお手製。でも、家だけ建てて、二人は行方不明。それっきりだ。そのあと、作家のブラムが引越してきて住み始めた。

 リリーは数か月くらいここでブラムの世話をしながら暮らすうちに、なんだかノックのような音はするし、壁に染みができて広がっていくし、ブラムはリリーを「ポリー」と呼ぶしでだんだん気がめいってきた。とりあえず、壁のしみでも直してもらおうかと思って、雇用主?のおっさんに相談するが、彼は壁のしみを直す程度のことをブラムの管財人が許可するとは思えない、という。でも気になるっ。

 ちなみにポリーって誰?ってきくと、ブラムの作品「壁の中の淑女」の主人公だという。読んでみれば?っていわれたが、リリーはかなりのビビり。読みたくないっ。

でも、読んでみた。小説の中では、ポリーはこの家に住む幽霊で、自分の死を覚えていない。でも、いろいろなことを語ってくれる。その語ってくれたことをまとめたものが、この「壁の中の淑女」であるという。

 こんなの読むんじゃなかったっ。

 なるほど。ポリーはこの家で殺されたようだ。そんでどこかの穴に埋められてる。

回想シーンでは、お洒落をキメたポリーがなぜか黒い目隠しをして家の中を歩き回っている。それをついて回っているひげ面の男がいる。そして、ある壁を触ると棘が刺さって血が出てしまう。驚いて目隠しをとると、壁の一部の板が外されて、穴になっている。驚いてひげ面の男を見ると、男がハンマーで殴りかかってきた。その後、血だらけの男が血だらけの壁に白い板を打ち付けて穴を塞いでいた。この釘を打つ音が、リリーがノックの音だと思っている音だ。

 リリーはますますこの家が不気味になった。

 不気味ついでに、幽霊の気配を感じる夜、やっぱりノックの音がして、一階を見て回って玄関まで行き、やっぱりなにもいないわ、と安心して振り返った瞬間、目の前にポリー出現! 超驚くリリー。びびりだから、超驚く。そんで、そのまんま死亡。これにはこっちがびっくりだ。

 翌朝、リリーが事前に頼んでおいた、壁修理の業者がドアを叩く。それをきき、リリーは階段から降りてくる。階下に自分の死体を見つけてびっくり。どうしよう。ノックに応えられないうちに、業者は去ってしまった。

「ポリー!!」

と呼ぶブラムの声がするので、ブラムの寝室に行ってみると、ブラムはベッドから落ちて亡くなっていた。それなのに、別の部屋でタイプライターを叩く音がする。見に行ってみると若かりし頃のブラムが小説を書いている!自分、死んだこと気づいてる?

 この家には幽霊が3人もいることになっちゃう。

 そしてエピローグ。

 私はこの家にとどまって、もう一度ポリーを見たい! この家は私のもの!

生者はこの家を買うことはできない。この私から借りることしかできないのだ。

私はこの家にとどまりながら、そして朽ち果てていくだろう。

 

【改めて・感想】

いみわからん。何の目的があってこんな映画作った?

で、ポリーは誰に殺されたのやっ。あのひげ面のおっさんだれ?

まさか結婚相手? わざわざ家たてて、美しい花嫁殺して壁に埋めて失踪?

変態か?!

てか、ポリーはあの家で目隠ししてなにやってたんや。

君のためにつくったおうちだよ。見てしまうのはつまらないから、目隠ししたまま探検してごらん?きゃっきゃうふふ?

 なんでブラムはリリーのことをポリーと呼ぶんだろうか。ポリーに似てるのかな?

ブラムは「壁の中の淑女」とかいう本書いてるんだから、壁に埋まってるのわかってるじゃん! 通報して掘り起こして埋葬しなおしてやれよ!

 そんでなんでポリーは最後に驚かしにきてるんだ?!

なにしにきた? 目的は? 殺す必要あった??

家を借りてるだけの分際で家をいじろうとするなっタコっ的な怒り?

あと、長電話もお怒りかな?

 すべてがもやっとする映画だっ